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“種”は適した“土壌”で育つ 研修の記録③

その他ものづくり

こんにちは!店長の美咲です。
ついに!緊急事態宣言解除!!OKINAWA CACAOでは、
バレンタインに向けて、いよいよ本格的に準備が始まりました。
同時にクラファンも始まり、新工房に向けての準備も着々と。
新しいことの連続でワクワクです!

豊作のバナナ@カカオ畑

人気の島バナナチョコや島バナナスムージー、是非お試しください(^^)

研修の記録

先日、第3回目のデザイン型人材育成プログラムを受講したので、
研修で学んだことを共有します。

今回は、株式会社生産者直売のれん会の黒川健太さんから
いかに商品の付加価値を高め、指名買いされるブランドをつくっていくか
事例を交えながら教えて頂きました。

小さなNo.1を目指す

大きな市場の中でNo.1を目指すのは、ハードルが高い。
大きなものを出来るだけ細かく考えるとNo.1は目指せる。
商品に対して、販路や利用シーンまで絞り、その市場でNo.1を目指す。

赤い部分でのNo.1を目指す

同業でも敵対するのではなく、それぞれの強みを活かして、別のフィールドでNo.1になる。
その小さなNo.1という星がたくさん輝く満点の星空にすることが、理想。

これを実現していくために、販路や利用シーンを明確にすることは、商品と同じくらい重要になる。

“種”は適した“土壌”で育つ

どれほどいい種(商品)であっても土壌(販路・利用シーン)を間違えると
全く売れない商品になってしまう。

実際に、やんばるにある店舗で売れるものと東京の百貨店で売れるものは全く違う。
それぞれの販路での、顧客ニーズをしっかりとらえていく必要があると感じる。
現在は、商品開発をしてから、販路を開拓していくという流れですが、
販路や利用シーンを考えて、それを考慮した商品づくりをしてみようと思います!

チョコレート市場とオキナワカカオ

チョコレート業界という大きな市場でみると、やはり大手企業が強い構図ができる。
しかし、販路はやんばる・沖縄エリア、利用シーンはチョコレートのお土産と
小さく分けていくと、No.1!(だと思っています)
競合他社がいない小さなオアシス(市場)をみつけることが重要。
ただし、その市場がマーケットとして成り立つという前提が必要で、
それを考慮すると、上記の販路・利用シーンだとNo.1といっても
輝く星にはならないかも。オアシスはどこだろうか…

オキナワカカオのつくるチョコレートに関して、
私は他のBean to Barチョコレートメーカーが競合他社とは思っておらず、
ジャンルが異なっていると考えます。カテゴリでいうと、
手作りで作るカカオ豆から丁寧に手作りしたチョコレート(Bean to Barチョコレート)ではありますが、
カカオ豆の産地による違いで、シングルオリジンのチョコレートを出しているわけではなく、
やんばるの素材を活かしたチョコレートなので、差別化はできていると思います。

ただ、実際にくるお客様の中には、フレーバーのないベーシックなチョコレートはありますか?
と尋ねる方も多く、消費者にとっては、チョコレートという大きな枠組みの中のひとつであり、
差別化できていない。つまり、競合してしまっているのです。
ビーントゥバーチョコレートのみならず、市販のチョコレートと比較され、競合となっている事もあります。
他者との違いを認識してもらう、自社の魅力を理解してもらうことで、
指名買いされるブランドにしていく必要性を感じました。

そのためには、例えば、
●利用シーンをもっと明確にイメージできるようにした方がいい?(オンライン販売で実施!)
●チョコレートという名前がついていると、同じカテゴリで比較してしまいがちなので、
何か別の名前をつける?(もみじ饅頭の生もみじみたいに、名前を少し工夫したり、食感を変えてみるとか)

できる事から、少しずつ試していきたいと思います!
研修を通して、色々な業種の方とお話していると、さまざまな視点からアイデアがでてきて、より面白い成果が出せる事を感じています。商品開発の際は、色々な方に関わってもらいながらしたいと思っていますので、是非一緒に考えて下さい! ^ ^

とりとめのない文章でしたが、最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
(書いていると、色々脱線して、全然まとまりませんでした)

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