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素材の魅力を引き出すのが私たちの仕事 旬の青マンゴー

ものづくり沖縄の食材

スタッフTです。
沖縄はやっと梅雨明けとなりました。ニュースによると平年より1日早いそうです。
今年はゴールデンウイーク中に梅雨入りとなり、例年にも増して半端ない雨の量が続き、警報級の雨の日もありましたが…

田嘉里川砂防ダム 普段は穏やかですが、大雨で増水

 

それでも季節はきちんと廻り、夏至を迎え、いよいよ夏本番です。さて、そんな季節の移り変わりを感じる果物、
オキナワカカオの新工房には、やんばるの恵み、今年もサンヒルズ沖縄さんの「青マンゴー」が届きました。
(え?青マンゴーってなに?という方、みさき店長の過去ブログをご参考にどうぞ)

私たちのいう青マンゴーは、「摘果マンゴー」と呼ばれる、熟す前の摘まれたマンゴーのこと。
贈答品などに大変喜ばれる、赤く熟したマンゴーは一枝に1-2個だけ実らせ、味も香りも申し分なく作ります。
大きく育てる実以外は全て摘んで(摘果)しまいます。
しかし摘果することで出てくる未熟な青マンゴーは使い道なく、生産者は廃棄することも多いと聞きます。
摘果は、4月に開花した後、実が大きくなり始める5月のゴールデンウイークあたりから6月にかけて行われます。

私の北部農林高校出身の知り合いは、この摘果で切り落とされる青マンゴーの量と使い道に悩んでいました。
一般の市場ではお目にかかることのない、青マンゴーですが、熟していても熟していなくても、農家が大事に育てて生まれたマンゴーには違いありません。
青マンゴーはそのままだと酸味が強いため、カットし、さとうきび糖と煮詰めていきます。

段ボールに山盛りの青マンゴー、


ひたすら皮をむき、カットし、鍋にいれ…

煮詰めた青マンゴーの実は、ドライフルーツへ。

ドライフルーツにチョコをディップすると、大人気の「青マンゴーチョコレート」!

煮詰めた汁を青マンゴーベースにし、砕けた実とあわせてシャーベットへ。
炭酸水とミックスして、青マンゴースカッシュへ。

青マンゴーベースをさらに煮詰めてジャムにし…

何ができるかな?
青マンゴーの魅力を見つけて、引き出す。
初夏の味、青マンゴーの美味しさをぜひ体感してくださいね。

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