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4月からインターン生になります!

インターンシップスタッフ紹介

みなさん、はじめまして!

4月から株式会社ローカルランドスケープでインターン生として働く、松岡那帆です。
普段は琉球大学で観光や農業について勉強しています。

私の自己紹介として、このブログで

①やんばるとの出会い
②人生を変えた「山」
③有機農家での経験
④琉大ハニーグラノーラ作製
⑤ここで成長したい!

の5つのトピックについて毎週更新していきたいと思います。

第一回目は、「私とやんばるとの出会い」について。

私は大学入学を機に、東京から沖縄へ移住してきました。

ある日知ったのは、「辺戸岬」という、沖縄本島最北端の岬があるということ。
「最○○」「No.1」という言葉に浪漫を感じてしまう私は、行きたい!と真っ先に思いました。

しかし、沖縄県出身の友達に話すと、
「辺戸岬なんて何もないよ~。車があればいつだっていけるしね。」
という言葉が帰ってきました。

当時、車を持っていなかった私にとっては、辺戸岬はとても遠い夢の場所。
バスは高いし、電車はない。でも車で行くとあっという間とも聞く…。でも車では私の感じる「浪漫」がないなぁ….。いや、私にはどこにでも行ける「脚」があるじゃないか!

元来山登りが好きだった私、歩くことに抵抗はありませんでした。
そこで考えたのは「琉球大学から沖縄最北端・辺戸岬まで徒歩で向かう」という計画。
100㎞以上の距離がありますが、車で行く以上に沖縄の魅力的な場所を発掘できるのではと考えました。

早速荷物をまとめ、ルートを決めて歩き始めました。

沖縄は車社会なので、歩いている私たちはとても目立つらしく、多くの方が声をかけてくださいました。

歩いていると、車では気がづかなかったものに、目を留めることができます。

「共同店」はその出会いの一つです。
北部に数多くある共同店(地域の売店)の前でご飯を食べていると、おじい・おばあがその地域で取れた果物や食べ物を分けてくださり、昔話を聞かせてくださいました。(バナナを頂いた喜如嘉の共同店。左が私です)

(バナナを頂いた喜如嘉の共同店。左が私です)

 

この神社は宜名真集落のおじいが教えてくれた神社です。
小さな集落では驚くほどの数の神様がまつられている神社で、古く金丸(尚円王)ともかかわりがあるそう。
お話を伺うことで、小さな集落でも、長い歴史とそれぞれの人のストーリーの上に今があるのだと気づかされます。

そしてついに辺戸岬到着!
道中でたくさんの出会いや、魅力的な場所があったからこそ、歩き続けられたと思っています!

(与論島との友好の碑と共に。左が私です)

実は、この辺戸岬まで徒歩で向かう計画、今まで2回行っているんです。
第一回目は西海岸沿いに、第二回目は東海岸沿いのルートで行いました。
第二回目を行ったのは、第一回目に訪れることができなかった地区にも訪れるため。

歩いて、じっくりと見つめることで、よりその地域の人、物と距離を縮めることができますし、何より出会い一つ一つに愛着がわきます。
そして、その出会い一つ一つが、私の人生を彩ってくれています。
日常的には中部にある琉球大学の近くに住んでいるため、北部にあまり来ることはできません。

しかし、やんばると何か関わりを持ちたいなあ、という思いは私の中にずっとくすぶっていました。

そんな時にであったのがオキナワカカオです。
やんばるに店舗を持ち、地域の素材を活かし、発信しているこの場所に魅力を感じ、インターン生として受け入れていただきました。
この機会を生かして、よりやんばるの地域の人びと、食材など魅力を見つめ、発信していきたいと思っています。

どうぞこれから、よろしくお願いいたします!

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