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価値づくりへの情熱

2020年06月19日 13:59:00

新型コロナで店舗と取引先からの注文が4月から激減し、カカオ畑への注力やオンラインショップの改善などできることを進めてきた。

今までやりたくてもできなかったこと。後手に回っていたこと。

手法を変え、どうすれば道を切り開くことができるのか、少し不安な気持ちと、新たな道を切り拓く挑戦への興奮が入り混じった心境。

特に私たちオキナワカカオの存在意義に向き合う時間は、恐怖と感謝と希望と、様々な感情が交錯し続けた。

興奮していたからあまり今は覚えていないが、睡眠時間も随分と短かった気がする。寝ないことで自分は頑張っていると、自己肯定したかったのかもね。

まあベンチャー企業は突き進むことでしか道はつくれないので、今までと同じと言えば、同じなのですが。


事業をつくっていく手法はいろいろあるけど、一番強く想いを持ってやり抜き続けたこと、それは価値づくりでした。今も変わらず、コロナ前よりも一層も二層も、価値づくりに力を入れています。

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価値について

価値づくりとはなんだろう。

価値とは、人が興味を持ってくれること、共感してくれること、感動してどうしても応援したい、一緒にやりたい、何としても食べてみたい、ワクワクする。

そう、心躍るものを生み出すこと、わざわざ時間と労力をかけてでも、行きたい見たい話したい買いたいという目的地にすること、それが私たちが取り組む価値づくりと思っている。

価値づくりは、たくさんのトライや失敗の積み重ね、もしかしたら無駄に手間や時間を取られながらも成し遂げること。

人がそれは面白い、価値あるよね。そう思ってくれるまで、やり続けること。

途中でやめたら、価値もそれまで。

だから価値づくりをする時は、アウトプットして評価を得るまで辞めない!笑 カカオ栽培も辞めない! だから効率より優先するのだ。

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オキナワカカオの価値

そもそも、オキナワカカオという取り組みは、沖縄の素材を使ったチョコレートづくりを通して地域産業をつくることを目指している。

地域の価値・魅力を深掘りして、形にして、徹底して伝えていくことが事業の根本にある。

特徴的なこととして、まだ見ぬ沖縄・国産カカオ栽培に挑戦し、それが実り、沖縄県産・地域素材だけで作るチョコレートを作ることを一つの目標としている。

県産カカオという、世の中にないものを作ろうとしているので、本当に価値あるものなのか、私自身も具体的にはわからない。ただ必ず、県産、国産カカオは誰かにとっては興味があり、面白くもあり、期待もしていることだと思っている。


私にとって、オキナワカカオは必ず価値のあるものだと信じているから起業し、まだ見ぬものに対して挑戦できるという至福の仕事をしている。

まだないものに価値づくりをするので、やってみないとわからない。

手を動かし、体を動かし、頭を使い、日々Try & Tryを繰り返し、一歩進んで二歩下がってまた進むという歩みの先に、少しずつ技術力が磨かれ、ノウハウが蓄積し、できることが増え、新たな発想が生まれ、気がついたら商品やサービスを生み出す力を身につけている。


人が成長することが、価値づくりなのだ。


だから私は、価値を生み出す人とカカオへの投資は惜しまない。 事業の効率改善、会社の働き方改革を目的にした投資は、優先順位は下がる。

なぜなら、本当の目的は、効率化でも時短でもなく、地域の価値づくりであり、その根底には自立するということがあるからだ。


人が成長する、経験を積む、ノウハウを積み、資産化する。

それが価値である。

人と地域の価値づくりを、カカオと地域素材を活用して行なっている。できる限りシンプルに。出会う人と一緒に。

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私たちが届けたい価値

地域には地域ならではの価値がある。

沖縄でチョコレートとカカオブランドづくりを始めたのは、亜熱帯という気候があり、その環境でカカオは育つ可能性があると思ったから。

地域ならではの素材を使うことで、独自のものづくりができ、それに接した人の喜ぶ顔と会話をイメージできたから。


地方に出張したり、旅をしたら、その地域の食材を使ったご飯を食べたいし、地酒を飲みたいし、お菓子やデザートだって地元産のものを味わいたいですよね。

その地方に住む人とも交流したいし。全国どこでも売られているものよりは、その地域のものに触れ合いたい。


私はこの価値観で、オキナワカカオをやり続けている。 地域をよく見ると、本当に面白いものがたくさんある。

特産品のシークヮーサーやマンゴーを一つとっても、生産者によって造り方やこだわりは違う。もちろん品種も違う。その違いが、面白い。

一つの断面を切り取ると、金太郎飴みたいに同じ顔が続くのではなく、全てに個性とこだわりがあり、それに出会えることが、豊かさだと思う。

地域の深堀とは、そういう違いを見出すこと、興味を持って深く知ろうとする行動だと思うのです。


地域は面白い。


改めて、今回のコロナを通じて感じたことだし、できることは無限にある。 自分たちの信じたことをやり抜けるかどうか。 価値を伝え、やんばるだったら行きたい、オキナワカカオを目的地にしたい。 そういう濃い関係づくりをこれからももっともっとやっていきます。

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カカオ畑を見学する日、毎週土曜日開催をしています。 次回は6/27(土)の開催です。

第5回カカオ畑を見学する日


オキナワカカオナイトは6/27(土)にリアル開催決定。

オキナワカカオナイト vol.14

持続可能な地域づくりとは、地域と人の心が通う交流があり、双方のファンとなる仕掛けづくりです。

これからも価値づくりに最大の力を込めて、日々邁進していきます。