スタッフ募集ものづくり沖縄の食材 代表ブログ
沖縄の素材はチョコレートと組み合わせると新たな輝きを放つ。写真は沖縄アソート5種。沖縄のフルーツをふんだんに使用したボンボンショコラ。今回テーマの島バナナは右から2個目。
亜熱帯気候の沖縄。温帯の本州にはない食材が豊富にある。
マンゴー、パイナップル、パッションフルーツはもちろん、カカオを栽培するやんばる大宜味村には、シークヮーサー、からき(沖縄のシナモン)、島バナナがある。
沖縄のフルーツは豊かだ。四季を通じて楽しめる。
メジャーなフルーツだけでなく、台湾から持ち込んだ品種を独自改良して、自分だけのフルーツを作っている農家もいる。
暑い沖縄で育つものは、どれも個性的。甘みが強かったり、酸味があったり、香りが鮮烈だったり。そんな強い個性とチョコレートは、相性が良い。
そう、私は沖縄のフルーツと生産者をもっと発信したい。どれもおいしいのだが、やはり作り手の姿が見えると、より美味しく感じる。味覚だけでなく、心でも感じることができるのが、知るということだと思う。
自分自身で見た畑で、生産者がどのように栽培しているのか。
5分話すだけでその人のこだわりがよくわかる。こだわりがわかると人柄がわかる。
こだわりと人柄がよければ、作るものは素直に美味しい。
島バナナを作るのは、伊芸農園の伊芸さん。
できる限り自然に近い形で栽培をしたい。会うたびに語り、満面の笑みで迎えてくれ、頑張れ!とカカオの取り組みを応援してくれる。
バナナだけでなく、トマトやウコン、茶葉もオーガニックで栽培している。興味は尽きず、新しい品種や加工にも果敢に挑戦している。まさに人生チャレンジャーというべき、尊敬する人物。
さらなる魅力はお母さんの存在。
言葉では説明できない。まさに母の愛。チョコレートに使うバナナも、発酵に使うバナナの葉も、お母さんが準備してくれる。
島バナナは酸味と甘みのバランスがよい、とても美味しいバナナ。甘さの中に爽やかな酸味を感じると、これぞ沖縄のバナナ!と胸を膨らませてくれる。
伊芸さんの島バナナを使ったチョコレート。
バナナを炊いてコンフィチュールをつくり、それをチョコレートに閉じ込めた一品。ぜひ味わってくださいね。
沖縄アソートはオキナワカカオ部ネットショップにてご注文いただけます。