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超異分野学会 琉球フォーラム

オキナワカカオ部活動

8/24 早朝よりオキナワカカオの現場にお越しいただきました。

現場を歩き、持っているリソースを共有し、お互いどんなことができるのかを話し合う場、現場サミットなる会でした。当会を主催するリバネスさん、参加者の皆さんの「新しい分野への探究心」に刺激を受けました。

朝7時半、カカオハウスへ。名護を6時半に出発!遅れて参加できなかった方もいたとか。それは仕方ないですね。

この日は朝からものすごくいいお天気。ハウス周辺は3週間で草ぼうぼう。。。朝露に濡れながら、カカオの見学をしてくれました。

沖縄でカカオは育つのか。ある意味栽培限界への挑戦をしているカカオ。だからこそ、どんな環境下なのか、どう成長しているのか、データの把握が大事。熱心に聞き入っていただきました。

一般的には南北20度のカカオベルトで栽培されているカカオ。沖縄は北緯26度。この差は大きい。しかし果樹というもの、厳しい環境で育つものはほぼ間違いなく美味になる。それは子孫を残そうと果実・種子にエネルギー(糖)をためようとするから。四季がある沖縄ではどんな成長をするのか、それを見ている。サンプル数が多ければ多いほど、成功事例が発見できるはず。そう考えて育てるオキナワカカオです。

露地栽培の実験地へも。畑草ぼうぼう・・・朝露で濡れ、革靴も濡れ、大変な中みんな畑に入ってきてくれました。ありがとうございました。

この後皆さんお帰りになった後、きれいに草刈りをしました。

 

超異分野学会という名の通り、専門性を持つ方々が参加したこの見学会。受入側としても改めて自分の進め方を考える機会となりました。オキナワカカオは、地域産業づくりのためのカカオ栽培。自分だけができるカカオ栽培ではなく、地域の誰もが栽培に関われるようモデルを作る必要がある。どうすれば育つのか、どう連携していくのか、どう展開していくのか。

今回20名近く来ていただいたことで、いろいろな方々、企業様と連携し、オキナワカカオを実現するために必要なことを支え合いたいと思いました。

一人で実現しようとするのではなく、いろいろな方との関わりの中で実現していく。一緒にオキナワカカオをつくっていきたい。

そんな決意を改めてした琉球フォーラム・現場サミットでした。改めて、ありがとうございました。

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