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チョコレート片手にやんばる談義 オキナワカカオナイト vol.3

チョコレート地域づくり

先週5月25日(土)に開催した第3回目のオキナワカカオナイト。「自分自身」と「カカオ」と「やんばる」のこれからの物語を、チョコレートを片手に、もう片手には泡盛を持って語り合い、深夜まで盛り上がった会となりました。

参加メンバーはやんばるの方々をはじめ、那覇や名護からも参加があり。多様な方の交流が生まれたなーと感じています。

カカオとチョコレート、そして一人一品を持ち寄り、賑やかなテーブル。そこで語り合う。お互いを深く知る機会

カカオ、チョコレート、泡盛などが並び、一人一品持ち寄り。持ち寄るものにも人の個性が表れる。チョコレートと沖縄素材との組み合わせに舌鼓を打ちながら、人同士が打ち解けていく。

そもそもなぜここやんばるにいるのか。これからどうしていきたいのか。その人の価値観、考え、仕事の本質、これまでの歩み、夢などをカカオとやんばるを織り交ぜて語る。語る。語る。

相槌を打ちながら人の話を聴く。とても興味深い人生という名の歩み。どういう考えと経験を積んでやんばるに来たのか。この先はそんなことを考えているのか。聞きたいことは尽きない。面白い。もっと知りたい欲求が生まれる。

笑顔で語り真剣に聴く。聴くことが大事。受け入れることが大切

何を話すのか、語るのか。最初に紙に書き出す。カカオとやんばると自分。これからを考えるということは、未来の可能性を見いだすこと。前向きな話をしつつ、今抱えている課題や不安を言葉に出しつつ、参加者から湧いてくる問いに答えていく。

全力で語る。語る姿も一人一人の個性があり面白い

・初めて大宜味村に来た時、こういう土地で暮らしていきたいなぁという気持ちになった。そしてこれから、自分たちの生活を作っていこうと思います。

・自然と人の生活が近いやんばるはすごい!生活には不便なことは多い。オキナワカカオのチョコレートはカカオ感とほろ苦さも感じる。その苦さ、不便さがやんばるの魅力の一つです。

・地域にとっては当たり前のやんばるを守ること。それはやんばるを知ってもらうこと。生活が豊かになること。カカオはそれに貢献しますね。

・自然と広い空間を満喫しながら、時には蚊とたたかって、意義のある仕事をしたいです。

・点在する地域を盛り上げる人たちとつながっていきたい。カカオナイトにはそういう人たちが集まっていると聞いて来たよ。

対話を通しての相互理解。深夜まで続く終わりのない話。途中落ちる私。笑

ふと思う。ああ、私はあまり人の話を聞いてこなかったな。カカオをやりたい、というやりたいことばかりを口にしてきたな。反省。。。実現したいことがあるのならば、人の話を聞いてこの魅力的な方々とどうやって一緒にできるのか、そう考えた方が自然だなと思う。

カカオの魅力を伝えたいからではなく、こうやって人が集まり楽しく語り合い、理解し合いたいからオキナワカカオナイトをやっているんだなぁと感じた。お互いの関係ができていけば、きっとそこから何かが生まれていくのだろう。

一人一人が書いたメモ。繰り返し読んでみる

翌朝、朝日が差しこむ部屋でオキナワカカオナイトを振り返った。

人には仕事という生業と、その人の個性という役割があるのだと思う。仕事を通して成し遂げる事柄。個人として実現したい、自分自身のミッション、こうありたいという個性。言葉の使い方は適切でないかもしれないけど。それぞれリンクしていることもあれば、別々のこともある。仕事で全てを語れないし、個性だけ見ても片手落ち。もっと人を知り、やんばるを知りたいなと思った。そして一緒にできることを一つ一つつくっていきたい。

としちゃんとコラボしたチョコブレッド

今回一緒につくったものといえば、オキナワカカオナイトに参加したパン屋とレストランを経営するとしちゃんがつくってくれたチョコブレッド4種。私からガーナ産カカオと沖縄のサトウキビ糖でつくったチョコレートと、シークヮーサーチョコを提供した。サクサク生地のチョコチップパイ、濃厚なチョコレートを感じるパンなど。同じやんばるで取組むからこそ一緒にできることがある。それが地域の魅力となり、豊かさを感じる一面にもなる。いずれは商品にできますように。

人と人、想いと取り組みをつないでいくオキナワカカオナイト。次回は6月23日の夜に開催予定です。詳細が決まったらご連絡しますね。

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