インターンシップチョコレート インターン松岡ブログ
みなさんこんにちは、インターン生の松岡です!
ところで、みなさんはチョコレートを食べるとき、「違い」は意識していますか?
私にとって、幼いころからチョコレートと言えば、スーパーマーケットで買うことのできる100円くらいの板チョコでした。
なのでブラック・ミルク・ホワイトのような違いは知っていても、あとはブランド価値として高いか安いかくらいの違いしかないと思っていました。
しかし、今回オキナワカカオのチョコレート製造を手伝わせていたただいて、チョコレートの世界の奥深さに気づいてしまいました!
チョコレートの違いは何で決まるでしょうか?
産地?製造者?砂糖の量?
チョコレートの違いは「カカオ豆の産地・発酵・焙煎・粉末化の度合い・砂糖の種類・テンパリング」など様々な要因が影響します。一つでも方法を変化させれば、異なる味のチョコレートができるということです。
オーブンで焙煎されたカカオ豆
オキナワカカオでは主にガーナ産のカカオ豆を使用しています。
今回は、試作段階のベトナム産のカカオ豆を使って作ったチョコレートも試食しました。
ベトナム産とガーナ産、風味が全然違うんです!
ベトナム産のカカオ豆で作ったチョコレート、見た目はあまり違いません
全くチョコレートマスターではない私でもわかる違い!!
ガーナ産はまろやかで、慣れ親しんだ優しい風味がします。
一方で、ベトナム産は酸味が強くて印象に残る、けどくどくない大人向けの風味。
同じカカオ豆でもこんなに違いが出ることに驚きました。
さらにチョコレートは加えるフレーバーでも味が異なります。
オキナワカカオでは「月桃・カラキ・泡盛・シークワーサー」などのフレーバーがあります。これらでは沖縄・やんばるをチョコレートから感じることができます。
今回、他に私的に面白いと思ったフレーバーは、「チリ」です。そう唐辛子です。カカオの甘さ、チョコレートの苦み、酸味、そして唐辛子の辛みが食べると七変化しながら感じられてこんなに面白い食べ物があるのか!と感激しました。これは外国のチョコレートでしたがみなさんもぜひ見かけたらご賞味ください。
オキナワカカオのカカオ畑でも、先日カカオが受粉しました。
現在も受粉する花の量を増やすために健闘中です。
ベトナム産のカカオの風味、ガーナ産の風味、他国の風味、一体沖縄産のカカオの風味はどんなものになるでしょうか…?
沖縄産のカカオ豆からは、どことも違うチョコレートが生まれるはずです。
夢を背負ってすくすく育って!沖縄のカカオたち!