インターンシップその他 インターン松岡ブログ
私は今年で20歳になった。
19歳のときはまさか20際になって早々、ひたすら家に籠る日々が続くなんて微塵も想像していなかった。
いくらオンラインが発達して遠くの友人・家族と顔を見て言葉を交わせるようになっても、誰かと話したいという欲望は消化できるけど、会いたいという欲求は消化できない。
そんなオンラインまみれの日々だからこそ、ふと舞い込むオフラインには胸が高鳴るものだ。
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5月2日(曇り)
チャイムの音が鳴り、小さな小包が掌に収まる。画面越しでない感触。
こだわって選んだ品々、遠くの誰かの思いが詰まった箱がやってきた。
今回見つけたのはオキナワカカオの「お家でやんばる!チョコレート お菓子セット(¥5400)」
オキナワカカオのオンラインショップでお取り寄せできる。
コンパクトな箱の中に入っていたのはコチラの品々。
1. オキナワカカオ (カラキ、シークヮーサー、月桃、泡盛まるた)
2. チョコキャラメルポップコーン
3. シークヮーサーソルトポップコーン
4. チョコスコーン2種(月桃、カカオ)
5. やんばるフルーツグラノーラチョコレート
6. 国頭村奥集落のお茶 奥みどり紅茶の生チョコレート
7. 国頭村奥集落のお茶 奥みどり一番茶のチョコレート
全部一つ一つ手作りしているらしい。一人だと誰かの手作りを食べたくなるからうれしい情報。
コンパクトな箱の中に結構なボリューム。
パッケージから中身が見えて、一気に食べてしまいたくなる欲望を抑えつつ…。
「コロナ太り」という言葉がある以上、一つ一つ味わって食べよう。
と言いつつ、ごめんなさい。
甘い香りの誘惑に負けてしまったスコーン。
小腹がすいたときに、一口…となると止まらない、やめられない。
思った以上にチョコレートが詰まっていて、甘いものの欲望もお腹も満足な一品。
これ単体でも買いたい。キッチンに瓶に詰めて置いておいてもかわいいかも。
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5月3日(晴れ)
今日は学校の課題が溜まっているので朝から早起きした。
朝の時間が長くなるだけで一日の価値がぐっと上がる気がする。
画面と向き合っているとどうしようもなく甘いものが食べたくなる、頭を使うと血糖値が何たらっていうものね。
グラノーラと言えば朝だよね。チョコレートが甘すぎないので目覚ましにもいい感じ。
ドライトマトとシークワーサーピールが時々顔を出していい味出してる。
どちらもやんばる産なんだって、朝からやんばるを想像して外に出かけたくなる。
疲れたら散歩にでも行こうかな。
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5月4日(晴れ)
今日はベランダ仕事をした。
私の家にはちょっと広めのベランダがあるので、せっかくだからハーブや野菜を育てはじめた。
ベランダでも緑に触れて風を感じると気分が違う。
課題を向き合えないので、ちょっとCHILLでもしよう。
ポップコーンと言えば映画館だけど、空を見ながらも乙だった。
チョコキャラメルがカリカリのやめられない触感を生み出している。
王道の味わい。
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5月5日(雨)
今日は久しぶりに雨。
部屋の片付けもしたし、外に出る気なんてもちろんしない。
そんな時はちょっと凝った料理をしよう。
コロナで体が重くなった気がしなくもないので、ヘルシーに高野豆腐をパン代わりにしてホットサンドづくり。
セットに入っていたチョコレートを使って。何かに使うのにちょうどいいサイズだった。
高野豆腐を使ったのは初めてだったけど、カラキのチョコのフレーバーが目立ってくれてちょうどよいバランスになった。
こういう新しいことにチャレンジできてちょっと幸せ。
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5月6日(晴れ)
昨日の雨が嘘のように晴れた。
沖縄のこういうとことが大好き。
ベランダ菜園も順調そう。
ニュースで知ったのだが、最近はお家でアウトドアが流行っているらしい。
お家でアウトドア!?矛盾している気もしなくないが、その話を聞いてハンモックを持っていたことを思い出した。
これは…いいじゃないか、お家でアウトドア。
wifiもあるので、お外映画館withポップコーン。
シークワーサーフレーバーのポップコーンは初めて食べたけど、程よい苦みがあって手が進む。大人向けのポップコーンって感じ、20歳だもの。
ニュースで見たお家は、自分の家のお庭で焚火もやっていた。
もちろんそんなことはできない。小さいころ憧れて割りばしで作ったりしたなぁ、なんて紅茶の生チョコレートを食べながら思う。
そんなことを考えていると、小さな焚火を小さなお皿の上の世界に作り出してしまった。
よいこはこういうことはしてはいけない。
マッチで火をともしたくなる欲望を抑えて、頂く。
口の中に広がる甘みと茶葉の苦味。とけるまでの一瞬の楽しみ。
小さい頃はちょっとでも苦みがあると敬遠していた、今はその苦みを楽しめるような人間になったんだと実感する。
全部食べきってみて、なんか少し大人に成長した気がした。多分気のせいだが、お家時間をちょっと背伸びして楽しむことができた。
それが嬉しい。