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OKINAWA CACAO FACTORY & STAND リニューアルオープン一周年

チョコレート地域づくり

リニューアルの想い

OKINAWA CACAOの製造・販売拠点をリニューアルオープンして、7/20で一年となりました。

製造から店舗としての機能を持たせ、OKINAWA CACAOの取組を直接伝える場所にしたい。

そう思って、同じ集落の敏腕デザイナー sunsign designの幸野くんに相談。

「本気なら、俺も本気でやるよ!」

という熱い言葉をいただき、覚悟を決めてリニューアル工事をした。

覚悟というより、やらねば先に進めぬ。前へ前へ。という想いしかなかった。

一人で活動する限界も感じ、早く志を共にする社員に来て欲しい!

そのためにも取組を伝える場所を整えることは極めて大事。そう考えていた。

一緒に工事をした仲間。 右からsunsign designの幸野氏、私、banana conceptの仲宗根氏、木工mukuの山川氏 2019年6月撮影

 

個性的な仲間が集まり、できる限り私自身も作業を行なった。

横にあった倉庫の撤去、壁塗り、屋根の遮熱。やってみると意外にできるもので、ちょっとした職人になった気分。

友人も手伝いに来てくれ、お店っていうのはこうやって仲間と一緒に作り上げていくものなのだ、という不思議な感覚を覚えた。

一年前の工事の様子を写真で振り返り

元の壁面、実はここに倉庫的な建物があり、撤去しました

ペンキを塗った

bitさんがロゴを手書きしてくれました!

完成!

夜はライトアップ。banana conceptさんのお仕事すごい!

お店の前面工事をしながらの営業。カオスな感じ笑

mukuさんの手仕事は素晴らしい!

 

工事期間は1ヶ月ほど。本当に短い時間で、いろいろな方が動いて出来上がった。

写真を見返すと、当時の思いがよみがえる。

不安2割、やるしかない8割。それは今も同じで、やるしかないが9割9分くらいになったかな。残りは不安というか、私の雑念。

こうして店舗をリニューアルし、新たな出発をした。

カカオと共に成長し、持続可能な地域社会をつくっていく拠点として。

ありがたいことに、沖縄タイムズ、琉球新報の二紙に掲載していただき、認知が少しずつ広がっていった。

沖縄タイムスさんの記事

 

この新聞記事を見て、今店長として一緒に夢を追ってくれている美咲さんが電話をくれた。

「オキナワカカオの取り組みに興味がある。社員募集をしていると見かけたのですが。」

全てはこのリニューアルを決意した時から、流れは変わり、加速していったのだなと思う。

一年

リニューアルから一年、いろいろなことがあった。お客様がわざわざ訪ねてくれる場所にもなってきた。

コロナで大変な状況は続くが、店長の美咲さん、インターンの松岡さんとここで働き、新しい価値を生み出していこうと試行錯誤を繰り返し、ちょっとずつ自分たちの成長も感じるこの頃です。

今できることをやり続ける。もがきあがき続ける。決してあきらめない。

この店を通して出会った方、応援してくれた方の存在が勇気となり、カカオ・チョコレートを通して持続可能な地域社会をつくるという夢が、力の源泉です。

カカオも大きく成長し、受粉もうまくいくようになってきた。来年には初収穫ができるのではないか、そんな期待も膨らみます。

自分たちが行動し、挑戦することで、社会を少し変えることができる。

自分たちの努力の積み重ねで、価値を生み出せるようになり、商品ができ、自立することができる。

うまくいかないことも多いけど、隣を見れば仲間がいるし、畑に行けばカカオは元気に成長している。そう、うまくいかないと思っているのは、気のせいなんだな。

一周年の感謝を込めて、オキナワカカオナイトを先日開催しました。ずっと応援してくれている仲間が来てくれ、とっても嬉しかったです。

カカオナイト200725

 

これからもカカオ・チョコレートを通して地域と都市の接点をつくり、地域の魅力と可能性を生み出し発信し続けます!

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