チョコレートものづくり沖縄の食材生産地紹介 店長ブログ
こんにちは!店長の美咲です。
沖縄は次第に暖かくなり、天気のいい日も増えてきたので、
運動を始めようと思う今日この頃です。
桜もつぼみをつけ始め、そろそろ開花するみたいです♪
沖縄にいると季節感がなくなります…
さて、前回ブログで書いたSoymilk生チョコレートについて、
さらに掘り下げていきたいと思います!
「ベリーズ産カカオ豆×今帰仁黒糖」
黒糖のSoymilk生チョコレート。
ショコラトリータカスさんでの研修で教えて頂いた黒糖の生チョコ。
生クリームを豆乳に変えて、試行錯誤を繰り返しました。
ベリーズ産のカカオは、酸味が強く、フルーティーな味わいです。
チョコレートとしても、私のお気に入りの産地です!
豆乳を使う事で、しっかりとベリーズの特徴を味わえる仕上がりになりました。
そして、このベリーズ産カカオに合わせる黒糖をどうするかも色々検討しました。
この商品を作るまで、黒糖を食べ比べる事がなかったのですが、
黒糖1つとってもこんなに製造方法によって味が変わるのかと衝撃を受けました。
今回、使用しているのは沖縄北部やんばる(今帰仁村)にある共栄社で作られる
黒蜜とそこで販売されている純黒糖です。
共栄社の黒糖は、甘さがスッキリとしているので、生チョコにしても、
上手くまとまりあってくれて、とてもおいしいんです!
今回、共栄社の黒糖を選んだ理由は、味はもちろん
沖縄北部・やんばるの素材を使用したかった、
社長さんの熱い思いやこだわりを知ってもらいたかった
という思いからです。
共栄社は、50年以上続く伝統ある黒糖工場です。
黒糖づくりは、機械化が進み、大量生産されるようになってきていますが、
ここでは創業以来製法を変えずに作り続けています。
この釜で1時間ほどしっかりと煮詰めます。
気温や原材料によって煮詰める時間は変わってくるので、
職人たちが様子をみながら調整します。
そこから、手作業で別のボウルに移し、粘り気が出るように攪拌します。
ここからはスピード勝負。
粘り気がでてきたら、型に流し込み、平らに伸ばして、カットします。
カットは、タイミングが早すぎると柔らかくて切れない、遅すぎても固くて切れない。
とてもシビアな作業です。スピードが重要になってくるので、
技術を伝承していくのは大変だそうです。
ここから蒸らして、冷ましたのち封入され、商品となります。
共栄社の黒糖は、甘さが後に引かず、スッキリとした味わいでそのままでも美味しい。
黒糖だけでなく、パンプキンシード黒糖や新ショウガが入った黒糖など
様々な商品展開があるので、是非チェックしてみて下さい。
新ショウガが入ったBrown Sugar Gingerは、お湯に溶かして飲む(サーター湯)と、
身体も温まり、とてもおススメです♪
手作りでしっかり手間がかかっているので、
工場製品に値段では、絶対に勝てない。
けど、こだわりと情熱をもって作った黒糖は、手作りだからこそ出せる味わいがある。
共栄社の社長さんがそのように言っているのを聞いて、
共栄社の黒糖の魅力をもっといろんな人に知ってもらいたいと感じました。
生チョコをきっかけとして、多くの方に知ってもらえる機会となれば幸いです。
Soymilk生チョコレート べリーズ×黒糖は、
ベリーズ産カカオの特徴であるベリー系の酸味とチョコレートの味わいが感じられたのち、
黒糖の香りが口の中に広がります。
スプーンですくって、1口ずつゆっくりとお召し上がりください。
この商品は、店舗及びオンラインショップにて、
シークヮーサーの生チョコレートとセットで販売しております。
(店舗では、単品での販売も可能です)
また、銀座松屋のバレンタイン催事でも販売いたします!
是非、お試しください!