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ファンづくりと社会的インパクト

地域づくり

友人の紹介で、素敵なお姉様にお会いした。

アメリカに長く住み、今は日本で地域の生産現場を支援しようと、持てる情熱を傾けている方。70歳を超えても熱き血潮は増すばかり。まだまだまだまだ、やることやれることは山ほどあるなぁと、この情熱に負けてられないなぁと。

我が地元柴又駅。

事業の目指すところ

持続可能な地域づくりに、カカオとチョコレートを通して具体的な行動で貢献していこうというのが、当社の取り組み。

地域資源を掘り起こし、それらをカカオと組み合わせて小さな価値を生み出し、仕入れ、製造、販売という事業のサイクルを少しずつ少しずつ大きくしていこうと取り組んでいます。

その事業サイクルの価値を大きできるのが先か、経営資源がショートするのが先か。その競争が、経営なのだと感じながら5年が過ぎ、6期目も絶賛奮闘中です。

OKINAWA CACAOという取り組みに価値を感じてくれたお客様に支えていただきました。本当にありがたいですね。

価値づくりを最優先にしてきました。これからも、価値づくりが最優先です。

価値とは、人の心が動き、行動につながる何かです。

ではその価値を誰にわかってもらうのか。

地域づくりを考えたときに、地域の人が主役として活躍し、地域外にいる方にどのように価値がわかるファンになっていただくのか。

どれだけ深く、そして一定数以上のファンを作ることができるのか。

広く浅くではなく、一定数に深く関わっていただけるのか、を意識しています。

深くとは、その地域を積極的に選ぶことと定義しています。

選択肢があった場合、その地域(のもの)を選ぶ方々です。贔屓にしてくれる方々です。

その地域の人とつながりがあるからとか、その地域でかけがえのない経験をしたからとか、仕事で関わっているからとか、おいしいものを食べたからとか。

心が動くとは、共感した、感動した、自分ごととなった、そんな経験を共有した人たちの行動です。

地域づくりで最も大切なこと、ファンになっていただく流れをしっかりと描きたい、デザインしたいと思っています。

現在は原材料にこだわった美味しいチョコレート、生産者とつながったものづくり、そしてカカオ栽培への取り組み。そんな取組みに興味を持っていただき、チョコレートも評価いただき、お客様になり、関わりを持っています。

ファンという個人の積み重ね。

それだけでなく、今後は持続可能な地域づくりの仕組みとして、地域や企業、チームなどという単位でファンになってもらえたら素敵だと思う。

例えば、耕作放棄地を活用したカカオ栽培を推進し、

その耕作放棄地をカカオ畑にするために資金と人材を集め、企業がサポートするとか。

農福商工連携により地域の生きがいを一層生み出す仕組みをつくり、その価値をブラッシュアップする団体と連携するとか。

チョコレートが好きな個人のファンだけでなく、地域課題を解決する同志とのつながりを生み出していきたいです。

自分たちの事業でどれだけ地域にある課題解決ができるのか。

その結果、地域の人、つながりのある方々が幸せを感じることができるのか。

それを見た方々が、私たちの地域もそうなりたい、そんな地域づくりに関わりたいと思う方がどれだけ生まれるのか。

その大きさが、社会的インパクトです。

社会的インパクトの大きな事業に、成長していきます。

ダラダラと書き綴りましたが、今の気持ちと考えを思いつくままに綴りました。

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