カカオ栽培スタッフ募集地域づくり 代表ブログ
今年は本格的に採用活動に取り組んでいる。
地域の担い手、当社の成長の担い手を集め、仕事を通して一緒に成長したい。
雇用を生み出し、地域の担い手がこの地域で心豊かに生活する一助になりたい。
そんな思いがある。
しかし私の力不足なのだが、なかなか結果に結びつかない。
いろいろと悔しい思いも重ねている。
採用面談をして、合意した翌日に、やっぱり辞めます。
とか、インターンシップをやりたいと本人が希望され、条件面などの打ち合わせも重ね同意し実施を予定をしていたが、直前になって事情が変わったからやめますとか。
ご自身で決めたこと、そして当社と約束したことを、自分自身の事情で気軽に覆されることが続いている。
自分の周りには自分と同じレベルの方が集まると言われており、きっと私自身がこのレベルなのだろう。
自分の事情によって約束したことを反故にしても、受け入れてもらえるだろう、そう思われているのかもしれない。
そうだとしたら、自分の至らなさが悔しい。
日本国内でほとんど事例がないカカオ栽培と、地域素材とBean to barの組み合わせで世界に誇る地域ブランドを作り、沖縄にカカオ産業を生み出したいと考え起業し、必死で事業を続けている。続けること、継続することで自分たちは人間として成長し、カカオもチョコレートも、事業は成長できると考えている。
カカオ栽培については、国内で事例がないということはそれだけ難しい、壁が高いということだ。カカオ栽培適地かどうか、気候的なことだけではなく、カカオ栽培を継続するには経営力が必要で、どうやって経営を継続させるのかが一番難しい、というかやり切る覚悟が圧倒的に必要だと考えている。
沖縄での栽培は、植えてから5年で実り始める。そこから収穫量が安定するまでさらに2-3年、足掛け10年くらいでようやくものになるのか見えてくる。
ビニールハウス栽培のため施設建設、日々の管理による人件費、農機具、圃場のメンテナンスなど、黙っていてもお金はかかる。
要はカカオ栽培を沖縄で始めるということは、10年は赤字を垂れ流し続けるということであり、経営を考えると、一般的にはあり得ない選択である。
たとえ資本力のある企業であっても、担当者を1名つけて、設備を投資し、年間2000万円かかるとする。10年で2億円の投資、それがうまくいくのか分からない。その事業計画を担当者が立て、了承する上司はいるのか?
経営者ができるまでやる!と予算と覚悟を決めて臨むしかない。そういう意味でも、東京カカオを形にしている平塚製菓さんは、ものすごい覚悟で取り組んでいると思うし、私はその思いと覚悟を見本としている。
いかにして継続するのか。店舗を続け、雇用を生み出し、カカオ栽培を続ける。それを最優先事項として、仕事をしている。続ければ、必ず成長するからである。
一度決めたことはたとえ時間がかかったとしても何がなんでも形にすること、守ることが大前提としてあり、自分の発した言葉には責任がつきまとうと強く意識している。
だからこそ、自分の言葉を簡単に覆してしまう現状は、どうしてなのか不思議である。
世の中を見た時に、コロナ対策にしても、メディアの発信にしても、無責任な大人が蔓延しているように感じる。
学生など若い方々にしてみれば、学校はオンラインとなり、修学旅行は中止となり、友達とのかけがえのない時間は大幅に制限されている。
経験を重ね、面白いくらい知見を広げ成長する若い時間に制約をかける大人たち。若い人から見たら、大人の事情で自分たちがとばっちりを受ける、昨日言ったことは今日覆される、そんな状況を繰り返されたら、自然と自分の言葉にも責任を持たなくなってしまうのではないか。
簡単に自分の決めたことを覆し、自分の事情を最優先し、行動する人間になってしまうと思う。
それが蔓延すると、日本という国、社会は目も当てられない。
無責任な社会が蔓延することを防ぐことが、何よりも優先と思う。
私は自分の言葉に責任を持ち、やり続けることで成長し、地域社会を担う会社を作っていきます。
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