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「やんばる」って?

インターンシップ生産地紹介

みなさんこんにちは!
インターン生の松岡なほです。
沖縄は梅雨なのか、もう夏が来たのかわかりづらい気候が続いていますね。

さて、今回は「やんばる」と言う言葉についてです。
OKINAWACACAOでは、やんばるを拠点に地域素材を活かしたチョコレートづくりを行っています。沖縄・やんばるの魅力をチョコレートを通して人々に伝える。それが私たちの理念です。
よくこのブログでも出てくる「やんばる」という言葉。
沖縄県外の方だといまいちピンとこない方もいるかもしれません。今回はその定義について探りたいと思います。

元々「やんばる(山原)」とは、山々が連なり森の広がる地域を意味する言葉です。
やんばるがどの地域であるかは曖昧で、名護市以北とされることもあります。環境省の定義では、大宜味村、東村、国頭村の3村をやんばる地域とみなし「やんばる国立公園」と指定されています。
やんばるに来たことがある方は見慣れた風景でしょうか

茅葺バンタからのやんばる

やんばるは沖縄県ですが、たくさんの山が見えます。(最高峰は与那覇岳503mですが…)
主要産業のひとつに林業があります。琉球王府時代から最近までやんばるは林産物の供給地でした。この間取材させていただいた、カラキ農家の宮城さんも山にシークワーサー畑とカラキ畑を持っていらっしゃいました。

宮城さんのカラキ畑

また、やんばるは平成25年に奄美大島等の地域とともに世界自然遺産の候補地としても推薦されています。豊かな自然環境と生態系は世界からも注目を集めています。
また、やんばる地域は人々の生活文化と、自然環境が密接に結びついた地域としても注目されています。木工や、食の自然とのかかわりなど、掘れば掘るほど面白そうなことがたくさん…。これから私が感じたやんばるのそんなところも記事にしていきたいです。

私が個人的に感じるやんばるの「推し」ポイントはなんと言っても、やんばるの人と暮らしの魅力です。東京のど真ん中から沖縄に来た私にとって、やんばるには都会で暮らしていると忘れてしまう暖かさがありました。自然と結びついた暮らしの知恵や、独自性のある伝統(共同店、木工、猟…)、そしてやんばるのことを本当に好きな人、興味を持った人を受け入れてくれる受容性など…。ここに辿り着けてよかったと思わされる場所です。

自然の近さを感じるヤンバルイノシシたち

私たちが魅力を伝えたいと思っている「やんばる」とはそんな地域です。

おもしろい文化や場所がまだまだあります。

(やんばるの”共同店”についてはコチラ

 

「やんばる」についてイメージは沸いたでしょうか?それとも少しアップデートされましたか?私なりの切り口でやんばるの入り口について書かせていただきました。

是非皆さんもやんばるについて、自分のまだ知らない一面を探してみてください。

私もどんどん開拓して紹介していきます!

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