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パイナップル農園の視察

ものづくり沖縄の食材生産地紹介

こんにちは!店長の美咲です。
ようやく梅雨が明けそうな沖縄です!

今年は長雨で、農作物にも影響がでているみたいです…
自然と向き合って取り組んでいく必要のある農業の大変さを感じます。

そんな中でもたくましく成長した南国フルーツたちが、
ファーマーズマーケットなどに並び始めています♪
パッションフルーツ、パイナップル、ドラゴンフルーツ…

パイナップル農園を視察

先日、パイン農園を訪問し、農園を見学させていただきました!
今回はその時のレポートとなります。

OKINAWA CACAOが、始まってからずっと作っているドライパイナップル。
チョコレートドリンクのトッピングとして添えていると、そのおいしさに感動して、
パイナップルのドライフルーツが欲しい!という方も多くいらっしゃいます。

チョコレートドリンクとトッピングのドライパイナップル

OKINAWA CACAOで使用するパイナップルは、沖縄北部・やんばる産。
赤土でも、やせた土地でも育つパイナップルは、沖縄北部の土壌との相性がよく、たくさん栽培されています。その中でも、OKINAWA CACAOが昨年よりお世話になっているパイン農家さんの農場を見学させていただきました。
久志の手しごとさんが扱う藤原さんのつくるパイナップル。
藤原さんの農地は屋我地島に点在しています。

パイン農園から望む屋我地湾。絶景!

パイナップルの実がつくのは、2年に1度。1度出来たら、その苗は終了、また植え替えとなります。収穫は、5月末~9月頃まで。機械ははいれず、1つずつ手作業で、収穫時期を迎えたものだけをつんでいきます。日陰もない農地で、その作業の大変さは容易に想像できますが、藤原さんは、パイン畑から眺めるきれいに広がるパイン畑と海と空の絶景を見ているとそんな疲れも吹っ飛ぶと教えてくれました。

パイン農家が抱える課題は、後継者不足。
農業には共通して言われることではありますが、パイン農家も例外ではありません。
藤原さんは、沖縄で長年栽培され、人々を支えてきた産業が途絶えないよう、
後継者育成にも力をいれています。
新しい品種がでてくるとその栽培にも取り組み、とても研究熱心な農家さんです。

苗床をつくって、丁寧に育てています

日本で流通しているパイナップルのうち、国内産のパイナップルはたった5%。
国境を越えてやってくるパイナップルは、輸送に時間がかかるため、早めに収穫されてしまいます。藤原さんの作るパイナップルは、収穫時期を迎えてから収穫されるので、甘さ・酸味など美味しさは格別です。

7月末から収穫期を迎えるNパイン(ハワイ種)

私たちが訪れたのは、5月の中旬で、ボゴールパインが少しずつ出始める時期。
ボゴールパインは、5月末ごろに本格的に収穫が始まる。
旬を迎えて甘さの乗ったパインを出せないことが悔しいといいながら出してくれた
今年の藤原さんのボゴールパインは、とても甘く、味がしっかりしていてました。
それでも、この10倍はおいしくなると思って、と強く伝えてくれた藤原さん。
それだけ想いをこめて作っている事、そして沖縄県産パイナップルのおいしさを
一人でも多くの方に伝えたいという想いがしっかりと伝わってきました。
この想いをしっかり引き継いで、OKINAWA CACAOのチョコレートとして、
より多くの人に伝えていきたいと思います。

ボゴールパインを使ったチョコレートの試作中~

新工房 OKINAWA CACAO FACTORY & CAFEでは、製造の様子ものぞけます^^
是非、お越し下しさい♪

OKINAWA CACAO FACTORY & CAFE
国頭郡大宜味村田嘉里555
9:00~18:00 Closed Tuesday

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