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OKINAWA CACAOの生産者訪問

沖縄の食材

こんにちは、松本です。
5月19日、当社の取り組みを理解いただく為、お客様をお連れして生産者訪問へ行ってきました。
私たちは定期的に生産者を訪問し、その人と畑を理解し、課題を共有し、仕入を行っています。
生産者を知ることがより良いものづくりに繋がると考えます。

OKINAWA CACAOのチョコレートに使っているやんばるの黒糖やフルーツなどをみて、触れて、食べて、たくさんの感動を味わってきました!
生産者の方々とお会いして、貴重なお話も伺ってきましたよ。

黒糖工場 共栄社

まずは黒糖を製造している共栄社(今帰仁村)へ伺いました。

共栄社の黒糖は、県産サトウキビからできる粗糖と糖蜜を合わせて加工黒糖を製造しています。
黒糖づくりの要は温度管理とスピード!

製造工程としては、

①大きな釜の中で加工黒糖を数百度以上まで煮詰める
※煮詰めるハネの大きさで、黒糖の品質を管理しています!

➁鉄板へ流す

③冷やす、かたちづくる


1ロット数十㎏の加工黒糖ができるようです。
また、その仕込を1日10回以上も行っているときいたときは体力勝負のなかでも伝統の製法を受け継いでいることに感銘を受けました。

ひとつひとつの工程を人の手で行うことが味と品質の決め手と伺いました。
手間暇をかけた黒糖だからこそ、出来たての黒糖はスッキリと優しい味わいでした。
できたての味をたくさんのお客様へお届けしたいです。

テリーヌクッキーサンドカカオ黒糖グラノーラなど、共栄社さんの黒糖を使用した商品もありますので、ぜひご賞味ください。

今帰仁スイカ

次はスイカを生産している今帰仁スイカへ伺いました。

ビニールハウスでのスイカ栽培は約3ヶ月で収穫できるので、年中スイカをたのしめるのが魅力です。
成長が良い時には年に4期作も!


みずみずしい甘い今帰仁スイカ旬は3月から5月、糖度は約11度

種なしと種ありの2種類を栽培していて、収穫はスイカを叩いたときの音(=打音)で判断していたのが印象的でした!

種なし⇨木が強い・暴れやすい、白い種はある、肥大しやすい
種あり⇨まっすぐ、糖度はのりやすい

ボンボンと重たい打音は甘い
ポンポンと軽い打音はあと少し

など、スイカの特徴や美味しいスイカの見分け方を教えていただきましたよ。

採れたてのスイカを味見しました!甘くてみずみずしくて、最高に美味しい!

生産者の山城さんは、自身が育ち誇りある今帰仁村をたくさんの人々に知ってほしいという強い気持ちから今帰仁スイカの栽培をスタート。そのスイカ愛は格別、みずみずしく甘いスイカはとても美味しかったです。

この今帰仁スイカを使ったスイカのチョコレートもありますので、ぜひご賞味ください。
やみつきの味です!

沖縄県産パイナップル

次はパイナップルを生産している東物産(東村)へ伺いました。

パイナップルの花


赤土の土壌で育つパイナップル。
東物産さんのパイナップルは安全・安心な品質管理はもちろんのこと、
・結実後は農薬を使わない
・追肥などのこだわり
・品種によっては袋がけ
・収穫後は傷がないかのチェック
など余念がなく、繊細なパイナップル栽培へのこだわりが伝わりました。
パイナップルについてはじめての知識もたくさん吸収できた貴重な時間でした。

手塩に掛け育った東物産さんのパイナップルは味が濃くとてもジューシー、当社でもそのパイナップルを使ったチョコレートを販売しています。私も大好きなパイナップルのチョコレート、ぜひご賞味ください。

燦燦マンゴー

そして、マンゴーを生産しているサンヒルズ沖縄(国頭村)へ伺いました。

ビニールハウスでのマンゴー栽培


サンヒルズ沖縄さんのマンゴーは、摘果やマンゴーを吊るす作業、袋掛けや収穫までひとつひとつ人の手で行っています。農園の様子から、ひとつひとつのマンゴーに手間暇をかけていることがわかるこだわりの詰まった農園でした。
今年のマンゴーの出来についてや日々成長を遂げている点など、嬉しそうにお話していたのも印象的でした。

通常、宮崎のマンゴーはボイラーなどを用いて温度管理を徹底して栽培するのが一般的のようですが、沖縄のマンゴーは沖縄の太陽の恵だけで栽培しているようです。

沖縄の自然の力、すごいです!

完熟マンゴーは1つの枝に1つだけ実を残し、栄養を凝縮して栽培します。
その為、ほかの実は全て摘果してしまうのです。摘果は
4月の開花後、実が成長する5~6月に行います。

摘果マンゴーのことを青マンゴーともいい、OKINAWA CACAOでもサンヒルズ沖縄さんの青マンゴーを使った青マンゴーチョコレート青マンゴーカカオケイクなどお勧めです!ぜひご賞味ください。

 

生産者訪問をして、いつもチョコレートの素材として使っていたやんばるの黒糖やフルーツは、生産者の方がひとつひとつ手塩にかけて育てていたことに気づきました。やんばるの豊かさを知ることができ、改めて、素材をいかしたチョコレートづくりとやんばるの魅力発信に貢献したいとおもいました。

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