カカオと地域資源で持続可能な社会をつくる

OKINAWA CACAOを運営する当社(株式会社ローカルランドスケープ)は、持続可能な社会づくりに向けて、地域課題解決に挑戦しています。

創業した2016年より沖縄素材を活用したチョコレートブランド「OKINAWA CACAO」を立ち上げ、同時に沖縄でのカカオ栽培の可能性を追求するため、カカオ栽培研究にも取り組んでいます。

北緯26度、栽培適地から離れた場所でのカカオ栽培の経験の蓄積と、世界中のカカオ豆と沖縄素材を掛け算したチョコレートづくりのノウハウを通して、沖縄の可能性、地域の魅力を伝え続ける挑戦を重ねています。

2025年は、創業して10年目となり、その節目には、フランス・パリで開催されるSalon du Chocolatに沖縄として出展することを予定しています。

世界へ沖縄のこだわりを伝える機会として、挑戦します。

その先の5年、2026年ー2030年は、会社としても10年のあゆみを重ねることとなります。

地域産業を生み出し、地域を担う人材を育む会社として一層成長していくため、以下のような中期計画を立てています。

2026-2030　中期計画

スローガン　カカオベルトを太くする

ミッション　カカオと持続可能な社会づくりのシンクタンクを沖縄に興す

2030年目標値

社員数　10名

売上　2億円

事業内容　チョコレート製造・販売・地域体験、飲食店運営、地域特産品生産と流通、観光関連、沖縄県産カカオ栽培研究・産地化・国内展開、地域課題解決事業

沖縄は昔、琉球王国でした。琉球は日本と中国、そして東南アジアや西アジアを見据え、貿易立国として栄えていました。

沖縄の素材を活かしたチョコレート製造、沖縄でのカカオ栽培研究に取り組む当社は、カカオとチョコレートを通して沖縄と日本、沖縄と世界を繋ぎ、チョコレートの持つ効果を私たちの生活へ役立てるよう取り組みを進めます。

国産カカオの栽培を本格化し、沖縄で産地化を目指し取り組むことで、アジア各国の産地と連携し、アジア産カカオの付加価値向上に貢献することを目指します。

シンクタンクという知的財産を生み出す専門家チームを作り、その知財を沖縄で実践、その結果を関係者へフィードバックするという、日本とアジアのハブとして活動することに挑戦していきます。

SDGsへの取組

私たちは事業展開する上で世界が掲げるSDGｓ取り組みを意識し、企業理念から成長戦略まであらゆる工程に17の目標のいずれかを取り入れています。

目標１７「パートナーシップで目標を達成しよう」

企業理念、「人づくり、地域づくり、カカオづくりを通して、自主自立の地域づくりに貢献する」の観点を持ち、当社はカカオをキーワードに大宜味村、やんばるの地、沖縄で地元食材とのコラボを通じた製品づくりに取り組んでいます。

目標３「すべての人に健康と福祉を」

かつては長寿県と言われた沖縄県。今は男性の平均寿命が４３位でワースト５位、女性も５年前の７位から１６位に落ちています。その為、カカオが現状の改善に一役担う様にならないかに挑戦したいと思っています。カカオは不老不死の薬と言われています。カカオとヌチグスイ（命薬）である沖縄食材であるからき（シナモン）とを使ったチョコレート、奇跡の木であるモリンガ（和名：ワサビノキ）と黒糖を使ったカカオ黒糖モリンガ、地域生産者がこだわりを持って作る沖縄産フルーツをドライフルーツにしてチョコをかけるドライフルーツチョコレート等、商品力強化にも力を入れています。

目標７「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」　目標１４「海の豊かさを守ろう」目標１５「陸の豊かさを守ろう」

美味しいチョコを作るには素材がとても大切です。自然のめぐみから頂く栄養はきれいな空気、水などの循環システムがあってこそ。この地、やんばるの自然を壊さぬ様に農園や工場で使う電気も再生可能エネルギーを一部導入する動きを始めています。また、地元の行事や海の清掃なども積極的に取り組んでいます。

目標１「貧困をなくそう」　目標１０「人や国の不平等をなくそう」

チョコレートの原料であるカカオは、海外産を仕入れています。この原料についてもフェアな取引を意識し、使用しています。また、当社で使用する主要産地の一つ、アフリカ・ウガンダに社員が１か月半、生産現場に入りインターンシップへ参加し、カカオを取り巻く課題の確認も行っています。

目標４「質の高い教育をみんなに」

当社では2016年の創業時より沖縄でのカカオ栽培に挑戦しています。沖縄でカカオを作りだす努力やチョコづくりの工程を実体験して頂く「カカオ畑見学＆チョコレート作りのワークショップ」を開催しています。沖縄県内の方や、国内外の観光客に伝える活動で、地域の価値魅力を伝え、相互理解を通じて地域のファンづくりに努めています。

目標５「ジェンダー平等を実現しよう」

当社の特徴はこうしたプロジェクトを社員と一緒に取り組んできました。ジェンダーの差がなく、意欲と努力で事業を実現し、誰でも仕事を通して自立に向け成長できる仕組みを構築していきます。

人財募集と育成

当社は社員募集を随時行っています。

求人情報を掲載していますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。

当社で働くことに興味がある方はお問い合わせくださいね。当社の取り組み、魅力や仕事内容など、詳しくお伝えいたしますよ。

社員一人一人の成長が事業の成長、会社の成長につながると考えています。自分のやりたい方向と会社の進む方向を近づけるため、定期的に代表と社員の1 on 1面談を行なっています。

また、小さい組織であり、同じ場所で仕事をしているため、日々考えを伝え合ったり、意見交換をして相互理解を図っています。

本人のやりたい、挑戦したいを形にする研修の機会を設けており、県内外、時には海外へ出て社員の知的好奇心を満たすように取り組んでいます。

まだまだ、当社は発展途上の会社です。その分、あらゆる工程に自身の思いやアイディアを活かすことが出来ます。これは何物にも代えがたい体験であり、喜びになると思います。当社が考える「カカオと地域資源で持続可能な社会をつくる」思いを胸に一緒に働く仲間を募っています。