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オキナワカカオナイト vol.4 @オキナワレイル

地域づくり沖縄の食材

6/23 慰霊の日に開催したオキナワカカオナイトvol.4。

BookCafe Okinawa Railさんの協力を得て、初めて会場を移して実施。それはそれは、素晴らしい環境と場所、仲間との時間でした。場所が変わると空気が変わる。いつもは大宜味・田嘉里の集落内でしたが、今回は森の中、大自然の中。虫の声、カエルの鳴き声、自然探索ではヒメハブとも遭遇し、山原の豊かさを感じずにはいられませんでした。

オキナワレイルさんにて。大きなテーブルを囲んで

何度か参加したことのあるメンバーと、初参加のメンバー。主にやんばるの方々ですが、今回は中南部から、そして県外からも参加していただきました。沖縄北部・やんばるを盛り上げようと熱く爽やかなメンバーが集まっているという噂がどこからか流れたのかな。

オキナワカカオナイトは、

カカオとチョコレートを片手に、もう片手には泡盛や飲み物をもち、やんばると自分自身のこれからを語り合い、お互いを知り、支え合う時間。お互いを知ると、自然と応援したくなりますよね。

このコンセプトに共感いただき、自分の出番を感じた方であれば、どなたでも参加できます。私からの強烈なお誘いもございます!笑

浜松でまちづくりに携わる女子

オキナワカカオナイトでは、自己紹介と合わせ、「やんばるとカカオと自分自身のこれから」、というテーマで夢・物語を描き、発表します。どれだけやんばると自分自身の人生をリンクさせることができるのか、ある意味誘導尋問です。やんばるに来てねという。。。

ここやんばるは、自分の大いなる意志を持って生きている方が多い。この地でこうしたい、これからこうありたい。人との距離が近いから、その人の思いや夢に共感しやすい。そんな話を聞いていると突然、「オウっ」というホルストガエルの鳴き声が聞こえる。天然記念物。

カエルも人間の話を聞いて、相槌を打ってくれるのだ。やんばるを良くしていこうという思いは、カエルにも共通するのだろう。

オキナワカカオナイトの途中で、アクティブレンジャーひろみさんによる夜のやんばるガイドが始まった。夜の闇に紛れて生き物を探す。普段見ぬ世界。参加者は興奮して帰ってきた。その興奮の元は、やはりやんばるの豊かさ、自然の恵みを感じたからだろうな。

こちらはナミエガエル。県の天然記念物。

 

やんばる三村で1万人ほどの住民。都市部から遠いが、決して不便ではない。寂れた地域でもない。熱い想い溢れる人たちがたくさんいる。そして動いている人も。

カカオで地域づくりに貢献したい。そんな思いで飛び込んだ2016年初め。この地域にこうしてあげたい。という気持ちは多少なりともあったのだと思う。振り返ってみれば。もしかしたら若干の上から目線?
今もこの地域でこうしたいという気持ちしかないが、一緒にどうできるのか、という視点。同じ目線。になれたかな。。。

同時に自分の役割を意識し、これまでの経験をどう地域に活かせるのか。何ができるのか。そんな考えでオキナワカカオナイトを始めた。人と人とが繋がる交流会ではなく、信頼関係を醸成し、お互いを支えあう相互支援の関係を築いていけたら。何かをやろうという人は、一人になりがち。抱え込むこともある。決断する際に背中を押してくれる仲間がいたら心強い。自分自身にとっても必要。濃密な時間が濃密な人間関係を醸成し、中身の濃い地域づくりにつながれば。

そんな思いで、次回のオキナワカカオナイトは7月に開催です。詳細決まったら案内しますね。

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