スタッフ紹介沖縄の食材 店長ブログ
こんにちは!店長の美咲です。
さっそくですが、問題です!
※タイトルにある青マンゴーではありません。
正解は、私の食糧(うりずん)です!
畑に植えるものは、沖縄らしいものがいい!個人的に豆大好き!
ということで、うりずん(四角豆)にしました~!
インターン生の松岡さんが作ってくれた立派な畝に植えました。
食べる日が楽しみだ(^◇^)♪
さて、本題です。今日のトピックは「青マンゴー」!
みなさん、青マンゴーってご存じですか?
(引用:サンヒルズ沖縄HP https://www.sunsun-mango.com/)
みんなが大好きな南国のフルーツ マンゴーは、黄色くて甘くておいしい果実。
そんな大きくてあまーいマンゴーを作るために、
木になった多くの果実は熟す前に摘まれてしまいます。
(※このとき摘まれたマンゴーを青マンゴー/摘果マンゴーといいます。)
そうすることで、摘まれずに残ったマンゴーに栄養が集中し、大きく甘く育ちます。
みなさん馴染みのある熟したマンゴーは、
激戦を勝ち抜いてきた選りすぐりのマンゴーなんですよ!
それはもちろんおいしいですが、
熟す前に摘まれた青マンゴーもおいしいんです!
熟す前のマンゴーだから青マンゴー。色は緑なので、英語だとGreen Mango。
(日本語ってなんで緑色でも青っていうんですかね。)
そんな青マンゴーを私たちに教えてくれたのは、
やんばるは佐手、広大な土地でマンゴー栽培に取り組むサンヒルズ沖縄の岡田さん。
(サンヒルズ沖縄HP https://www.sunsun-mango.com/)
大阪出身で関西弁を使われるので、勝手に親近感を抱いています。
青マンゴーは、そのまま食べるととっても酸っぱいです。
私は酸っぱい果実が好きなので、そのままでも食べてしまいますが、
少しえぐみもあって、日本人は好んでは食べないみたい。
そのため、日本だとほとんど流通していませんが、
東南アジアでは家庭でも一般的に食べられているそうです。
そのままサラダに入れたり、ピクルスにしたり、カレーに入れたり、
その用途は様々なようです。(green mango recipesで検索!)
今しか取れない、生産地に近いから手に入る青マンゴー。
強い酸味のある青マンゴーと甘いチョコレートを組み合わせたら、
とってもいい商品ができそう!
ということで、現在試作を重ねています。
砂糖と煮詰めてジャムにすると、酸味がちょうどよくて、大好評!
青マンゴーを使った商品を何種類かつくってセットにして販売する、
今の時期限定の青マンゴー祭り(仮)も企画していますので、是非お楽しみに!!!
一度食べると、みなさんも青マンゴーの虜になると確信しています。
備忘録
岡田さんにお話しを伺ったときに、とても印象に残った事。
「マンゴーが一番成長するのは、早朝。明け方から水をあげるのは大変だから、
自分たちが働いている時間に水をあげようというのは、人間のエゴ。
植物が一番成長したいときに、栄養をあたえてあげる。」
「コロナの影響で輸送が回っていない状況。足の早い果物は、船便だと間に合わない。
かといって、今年、少しでも手入れを怠ると、来年はおいしいマンゴーがとれなくなる。
だから今年は、販路がないとしても、人件費をかけてきちんと手入れする。」
農業を営む人の鏡だなぁと思いました。
まだまだカカオの生態もきちんと理解できていない状況ですが、
カカオが最善の状態で成長できる環境を作っていけるよう、
日々カカオに向き合っていきたいと思います。