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日本初!カカオ栽培をソーラーシェアリングでスタートしました

カカオ栽培

こんにちは。代表の川合です。

9月から、名護市の畑にてカカオ栽培を新たにスタートしました。

GPSSグループと共同で、ソーラーシェアリングを行っています。

日本初! GPSSグループが カカオ栽培とのソーラーシェアリング

ソーラーシェアリングとは、農地の上で太陽光発電を行い、その架台の下で、農業を行う二毛作のことです。

半日影を好むカカオにとって、この環境は栽培に適していると考え、日本国内で初めて、カカオによるソーラーシェアリングをスタートしました。

GPSSグループは、サステナブルエネルギーによる発電事業などを手がけ、地域とともにサステナブルな社会の実現を目指しています。

持続可能な地域社会をカカオを通して実現することを目指す当社は、GPSSグループと一緒に耕作放棄地を有効活用し、持続可能なエネルギー開発と地域活性化に貢献していきます。

このソーラーシェアリングで栽培するカカオは、「サステなカカオ」として両社の協力の証として、大切に育ててまいります。

名護のソーラーシェアリング施設の前にて撮影。左からGPSS平良さん、倉田さん(共同代表)、川合、目崎さん(代表)、野口さん、室田さん

縁がつながる

ソーラーシェアリングを共同で行うきっかけとなったのが、2012年に参加した経営塾での出会いでした。

起業家育成に従事するサラリーマンだった当時、新たな学びを得るため、「論語と算盤経営塾」を受講しました。

そこで、後にGPSSグループの共同代表となる倉田さんと出会いました。

当時の私、川合は東北の震災復興支援に携わり、持続可能な地域づくりを後方から支えるという立場でした。被災地の現実を目の当たりにし、長期的視点で自分は地域社会に対して、何ができるのか、後方支援では果たせる責任の限界と自分自身の実力不足を感じる日々でした。

ちょうどオキナワカカオの構想を具体的に考え始めたタイミングでもあり、その頃から熱帯果樹・カカオという言葉を使い始めたように思います。

それから月日が経ち、2016年の起業後に経営塾の同窓会があり、オキナワカカオで起業した旨を伝えました。ソーラーシェアリングという仕組みがあるから、沖縄で一度話そう、ということとなり、このプロジェクトがスタートしました。

場所の選定から立ち合い、太陽光発電架台下のビニールハウス仕様決めなど、いろいろなことを乗り越え栽培をスタートできたこと、とてもうれしく、同時にしっかりと育て、私たちの誇るサステなカカオを形にできるよう、日々努力していきます。

農地を整地。真夏の工事は厳しい暑さでした。

工事の進捗を美咲店長と視察

 

畑を育てる

栽培地の土壌は国頭マージ、赤い粘土質の強い土壌であり、土作りが欠かせません。

カカオを植える前に耕運機で土壌を耕し、カカオを植え替えました。

耕運機の扱いに慣れた店長。水捌けが悪く、土づくりの重要性を感じる。

 

有機物を土中に投入したり、マメ科植物を植えることでゆっくりとカカオが根付くよう、土も育てていきます。

根っこが育てば木は育つ。必要な栄養素は根っこを伸ばして木が吸いにいきます。

その補給源である根っこを育てること、それを最も大切にしてカカオ栽培を行っています。

目に見えない土の中こそ、最も大切な部分です。

人間の心、気持ちと一緒ですね。目に見えないところをいかに大切に育むのか。カカオにも、人にも寄り添って、当社も成長していきます。

木工所から出た木屑を土に撒きます

植え替えてから1年後、どのように成長を見せてくれるのか、それは私たちがちゃんとカカオと向き合い、環境を整えられたかに尽きます。

まずはこの冬をしっかりと越せるよう、見守ってまいります。

サステなカカオ、楽しみにしてくださいね。

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